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ラグのお手入れ方法について
日々のお手入れ
ベランダで叩き時々天日干ししてください。
布団叩きなどでパンパン叩き、埃を出すと寝ていた毛足が起き上がり、気持ちのいいラグになります。
掃除機やルンバ、洗濯機などの機械のご利用は毛足を吸い込んで絡まってしまったり、
縦糸が切れて穴が空いてしまう可能性もございますので、できるだけお控えください。
万が一、飲み物などをこぼした場合は、
コットン素材のものは手早く固く絞った布などで叩いてシミ抜きをしてください。
(コーヒーなどはすぐにその部分だけ水で優しく手洗いしてください)
※ベニワレン、ボ・シャルウィット共に、新しいほど細かい糸くずや綿埃、ウールの繊維が出てくる為、
叩けば叩くほど埃はいくらでも出ます。叩きすぎは禁物です。
※長時間太陽にさらすと色褪せます。
年に1〜2回のお洗濯
▪︎ ボ・シャルウィット(コットンラグ)
ボ・シャルウィットはコットンですので下記のようにご自宅でも洗うことができます。
ただし、洗いすぎは痛みやすくなりますので、お洗濯は年に一度の真夏でいいかと思います。
(大型のボ・シャルウィットは乾きにくいため、クリーニング店でのクリーニングをオススメします)
洗い方
色落ちするものも中にはございます。
色落ちする場合、水に酢を溶かし入れます。
お風呂の浴槽などに冷たい水を貯め、毛布を洗うときのようにラグを押し洗いしてください。
(強くこすると痛む場合がありますので優しく)
ラグが重く、すすぎが大変なので、目立った汚れがなければ洗剤などは少なめにしてください。
すすぎはしっかりと行い、よく絞ったら、真夏の炎天下の中で平干ししてください。
水をつけたまま長時間置くと色落ち、色移りの原因となります。ご注意ください。
半乾きはカビの原因になったり、雑巾のような匂いが発生しますので、
2〜3日念入りに乾かしてください。
デッキの上やコンリートの上でホースを使いながら洗い、そのまま干す方法も、
重い絨毯を持ち運びすることからおすすめです。
▪︎ ベニワレン、ブジャド、ザナフィなど(ウールのラグ)
クリーニング店でのクリーニングを年に1〜2回行ってください。
クリーニング店にもよりますが、クリーニングは1ヶ月ほどかかりますので、
真夏の7月〜9月の間にクリーニングに出しておいて、秋口から使用し始めるのがオススメです。
湿度の高い梅雨〜夏に押し入れや納戸にしまっておくと
保管方法によってはカビてしまうこともあります。 十分お気をつけください。
ベニワレンの注意点
ベニワレンは物によってはウールの匂いがなかなか取れない場合もございます。
対処法は特になく、とにかく使い込んでいただくか、クリーニングなどに数回出すうちに
匂いが治ることもございます。
また、毛も10〜20年使用したものはほぼ抜けませんが、年代の新しいベニワレンほど毛が抜けます。
コードレス掃除機をはじめ、威力が弱い機械物はその毛を吸い込みすぎると、
稀に機械が壊れることもありますのでご注意ください。天然の羊の毛を使用している為、ご了承ください。
また、納屋のようなところで織られたベニワレンは
木屑が混ざっていることがあり、チクッとする場合があります。
クリーニングでは取れないものですので、クリーニング後にアトリエにてスタッフ一同
手作業でチェックしていますが、
取りきれない場合もありますので、もしチクッとしましたら
お手数お掛けしますがその都度取り除いてください。
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長く、いいラグをお使いいただくためにも、できるだけ優しくお手入れしてくださいね。